アパート経営を検討し始め、情報収集をしていると必ずと言っていいほど目にするのが「鉄骨アパートはやめとけ」というネガティブな言葉です。これから数千万円、あるいは億単位の投資をしようとしているオーナー様にとって、これほど不安を煽る言葉はありません。失敗したくない、損をしたくないと考えるのは当然のことです。
しかし、インターネット上の情報は玉石混交であり、その言葉を鵜呑みにして選択肢を狭めてしまうのは非常にもったいないことです。「やめとけ」と言われる背景には、明確な理由があります。それは多くの場合、鉄骨造そのものが悪いのではなく、「ある特定の種類の鉄骨造」におけるデメリットが強調されているからです。
アパート経営で長期的に安定した収益を上げるためには、構造ごとの特徴を正しく理解し、ご自身の土地や予算、経営方針に最適なものを選ぶ必要があります。ここでは、なぜ鉄骨アパートが敬遠されることがあるのか、その真実を紐解きながら、後悔しないための構造選びのポイントを解説します。
【目次】
- なぜ「鉄骨アパートはやめとけ」と言われるのか?
- 木造やRC造(鉄筋コンクリート)なら安心なのか?
- 勝ち組オーナーが注目する「重量鉄骨」という選択
- 株式会社フェールズホームの「重量鉄骨アパート」
- まとめ・長期安定経営のために
■なぜ「鉄骨アパートはやめとけ」と言われるのか?

「鉄骨アパートはやめとけ」という意見の多くは、実は「軽量鉄骨造」のアパートを指していることがほとんどです。鉄骨造には鋼材の厚みが6mm未満の「軽量鉄骨」と、6mm以上の「重量鉄骨」の2種類がありますが、一般的にアパート建築で多く採用されているのは軽量鉄骨です。ここでは、オーナーが懸念すべき具体的なリスクについて解説します。
・騒音トラブルになりやすい「壁の薄さ」
アパート経営において、退去理由のトップクラスに入るのが「騒音問題」です。軽量鉄骨造は、あらかじめ工場で部材を生産して現場で組み立てるプレハブ工法が多く採用されています。この工法は工期が短くコストを抑えられる反面、構造上、壁や床が薄くなりやすい傾向があります。
隣の部屋の話し声やテレビの音、上階の足音が響きやすいと、入居者のストレスが蓄積し、早期退去につながります。空室率が高まれば、当然ながら収益性は悪化します。「鉄骨だから頑丈だろう」というイメージとは裏腹に、遮音性に関しては木造とさほど変わらないケースもあるため注意が必要です。
・法定耐用年数と融資期間の壁
不動産投資において、建物の「法定耐用年数」は非常に重要な指標です。これは税法上の資産価値が認められる期間であり、銀行からの融資期間にも大きく影響します。
軽量鉄骨(骨格材の肉厚が3mm超4mm以下)の法定耐用年数は「27年」、さらに薄いもの(3mm以下)だと「19年」と定められています。これは木造の22年と比べても大きな差がなく、鉄筋コンクリート(RC)造の47年と比較すると短く設定されています。耐用年数が短いと、長期のローンが組みにくくなり、毎月の返済額が大きくなるため、キャッシュフローが悪化するリスクがあります。また、将来売却しようとした際にも、買い手が融資を受けにくいため、売却価格が下がってしまう可能性も否定できません。
・夏は暑く冬は寒い断熱性の課題
鉄は熱を伝えやすい素材です。そのため、適切な断熱処理が施されていない軽量鉄骨のアパートは、外気の影響をダイレクトに受けやすくなります。夏はサウナのように暑く、冬は底冷えするような寒さになりがちです。
光熱費が高くなる物件は入居者から敬遠されますし、結露によるカビの発生は建物の劣化を早める原因にもなります。コストダウンを優先した仕様のアパートでは、こうした居住快適性が犠牲になっているケースが少なくありません。
■木造やRC造(鉄筋コンクリート)なら安心なのか?

鉄骨にデメリットがあるなら、他の構造を選べば良いのではないかと考えるかもしれません。しかし、木造やRC造にもそれぞれ一長一短があり、一概に「これが正解」とは言えないのがアパート経営の難しいところです。それぞれの特徴を比較してみましょう。
・コストは魅力的だが劣化が早い「木造」
木造アパートの最大のメリットは、建築コストの安さです。初期投資を抑えられるため、表面上の利回りは高く見えます。しかし、木材は湿気やシロアリに弱く、経年劣化が早いという宿命があります。
また、遮音性や耐震性に対する入居者の不安も根強く、家賃設定を低くせざるを得ないケースも多々あります。修繕費が嵩み始める時期も早いため、長期的な視点で見ると、維持管理コストが経営を圧迫する可能性があります。
・性能は最強だが利回りが厳しい「RC造」
鉄筋コンクリート(RC)造は、遮音性、耐震性、耐火性、耐久性のすべてにおいて高い性能を誇ります。法定耐用年数も47年と長く、資産価値が落ちにくいのが特徴です。入居者からの人気も高く、高めの家賃設定が可能です。
しかし、最大のネックは「建築コストの高さ」です。近年の資材価格高騰や人件費の上昇により、RC造の建築費は非常に高額になっています。どれだけ性能が良くても、建築費が高すぎれば利回りは低下し、投資回収までに長い年月を要することになります。「良いものは高い」という現実が、多くのオーナーを悩ませています。
■勝ち組オーナーが注目する「重量鉄骨」という選択
「軽量鉄骨の不安」と「RC造のコスト高」というジレンマを解消する第三の選択肢として、賢いオーナーたちが注目しているのが「重量鉄骨造」です。同じ鉄骨でも、鋼材の厚みが6mm以上ある重量鉄骨は、軽量鉄骨とは全く別物の強さと性能を持っています。
・RC造に迫る性能と資産価値
重量鉄骨の最大の魅力は、その頑丈さです。ビルやマンションの建設にも使われる太くて厚い鋼材を使用するため、軽量鉄骨に比べて圧倒的な強度を誇ります。これにより、入居者が気にする「音の問題」や「揺れ」を大幅に軽減することが可能です。
また、法定耐用年数は「34年」と定められており、軽量鉄骨(3mm超4mm以下)の27年よりも長く設定されています。これにより、銀行からの融資期間を長く設定できる可能性が高まり、毎月の返済負担を抑えながら、手元に残るキャッシュフローを厚くする戦略が立てやすくなります。資産価値が長く維持されるため、出口戦略(売却)においても有利に働きます。
・自由な間取りで競合物件に差をつける
構造的な強さは、設計の自由度にも直結します。重量鉄骨では、柱と梁を強力に接合する「ラーメン構造」を採用することが一般的です。この構造は、筋交い(ブレース)や耐力壁を必要としないため、広々とした大空間や、大きな窓を設けることが可能です。
例えば、柱のない広いリビングや、1階部分を駐車場にしたビルトインガレージなど、木造や軽量鉄骨では難しい魅力的なプランを実現できます。ありきたりなアパートではなく、入居者に「住みたい」と思わせる付加価値の高い物件を作れることは、空室リスク対策として非常に強力な武器となります。
■株式会社フェールズホームの「重量鉄骨アパート」
私たち株式会社フェールズホームは、埼玉県桶川市を拠点に、重量鉄骨造に特化した注文住宅やアパートの設計・施工を行っています。「鉄骨アパートはやめとけ」という言葉を覆し、オーナー様に長期的な安心と収益をお届けするために、私たちがこだわっているポイントをご紹介します。
・大手メーカー同等の品質を「適正価格」で
「重量鉄骨は良いけれど、建築費が高いのでは?」と思われるかもしれません。確かに一般的な重量鉄骨は高額になりがちですが、当社では大手ハウスメーカーと同等の高品質な部材を使用しながら、徹底的なコストダウンを実現しています。
その秘密は、莫大な広告宣伝費やモデルハウスの維持費、過剰な営業経費をカットしていることにあります。お客様から頂く建築費を、建物の品質そのものに還元する。このシンプルな企業努力により、高品質な重量鉄骨アパートを、驚くような適正価格でご提供することが可能になりました。
・強靭な「ラーメン構造」と長期保証の安心
当社のアパートは、高層ビルと同じ「重量鉄骨ラーメン構造」を採用しています。厚さ6mm以上の鋼材を使用し、柱と梁を完全に固定することで、震度7クラスの地震にも耐えうる高い耐震性を確保しています。
また、構造躯体に対しては20年の長期保証をご用意しており、万が一の際もしっかりとサポートいたします。狭小地や変形地であっても、この強靭な構造を活かして敷地を最大限に有効活用し、収益性の高いプランをご提案できるのが私たちの強みです。
https://www.fehome.co.jp/heavyweightsteel
■まとめ・長期安定経営のために
アパート経営は、建てて終わりではありません。20年、30年と続く長い事業です。目先の建築コストの安さだけで構造を選んでしまうと、将来的に修繕費の増大や空室リスクに悩まされることになりかねません。
「鉄骨アパートはやめとけ」という言葉に惑わされず、その中身を正しく理解してください。軽量鉄骨の弱点を克服し、RC造のような強さを持ちながら、コストパフォーマンスに優れた「重量鉄骨」は、これからのアパート経営において非常に賢い選択肢と言えるでしょう。
もし、ご自身の土地でどのようなアパートが建てられるのか、どれくらいの収益が見込めるのかを知りたい場合は、ぜひ一度ご相談ください。プロの視点から、失敗しないための最適なプランをご提案させていただきます。
https://www.fehome.co.jp/contact